【スイス旅行】HISツアーはお得?個人旅行と費用・内容を比較してみた

スイス旅行を検討している方の中には、

  • HISなどの旅行代理店ツアーはお得なのか?
  • 自分で航空券やホテルを手配する個人旅行の方が安く抑えられる?
  • 結局、ツアーと個人旅行のどちらが良いのか?

と気になっている方も多いと思います。

私は2025年、実際にHISツアー「アルプス3大名峰 秋の絶景スイス7日間」に参加しました。

この記事では、実際の体験をもとに

  • 良かった点
  • 気になった点
  • 費用
  • 個人旅行との比較

を紹介します。

今回は、2025年に私も申し込みしたHISの秋の看板プランであるアルプス3大名峰 秋の絶景スイス7日間【山岳ホテル宿泊プラン】をピックアップ!
実際にスイスを旅した筆者の実体験をもとに、このツアーと同じ行程を「個人手配した場合」の費用と旅の中身を徹底比較します。

【結論】HISスイスツアーと個人旅行はどちらがおすすめ?

先に結論です。
私たちが参加した感想としては、「HISツアーは十分お得」だと感じました。

特に
・海外旅行に慣れていない
・英語に不安がある
・飛行機、ホテル、移動などの手続きが手間
・限られた日数で効率よく観光したい
という方にはおすすめです。

一方で、
・自由に行動したい
・写真撮影をじっくり楽しみたい
・自分で旅行を組み立てるのが好き
という方は個人旅行の方が満足度が高いかもしれません。

費用を比較してみた

ここでは、HISツアーのアルプス3大名峰 秋の絶景スイス7日間【山岳ホテル宿泊プラン】を例として、9/27(日)出発とした場合にHISツアーと個人手配の場合の費用を比較してみました。

比較項目HISパッケージツアー(1人あたり)個人手配で同等旅をした場合(1人あたり)
旅行総額約68万円
・ツアー基本料金:529,800円
・燃油サーチャージ:約130,000円
・その他(出入国税など):約20,000円
約64万円 〜 73万円
※6/27調べ:約67万円
航空券スイス国際航空(往復直行便)利用同航空・直行便利用:約33万〜37万円
(燃油サーチャージ等込み)
※6/27調べ(往復):328,666円/人
宿泊費グリンデルワルト&ツェルマット等(5泊)同等クラス:約15万〜20万円
※6/27調べ(2名1室,5泊):186,982円/人
移動・交通専用バス、鉄道、各種登山鉄道・ロープウェイ代込スイストラベルパス+登山鉄道等:約12万円(約600スイスフラン)
食事代朝食5回、昼食2回、夕食1回などが込み
※その他は別途必要
レストラン・カフェ(左記分):約4万円
※その他は別途必要

上記の通り、結果としてツアー代金は個人で手配した場合とほぼ同等の金額ということがわかりました。
個人手配の場合は航空券、ホテル、交通費などの手続きを自分で行う必要があるため、それらを考慮するとツアー参加は大変お得であるということが分かります。

参考までに、各項目についての詳細について下記します。

航空券

個人旅行の際には、私はいつもskyscannerから手配しています。
HISツアーと同じスイス航空の直行便の場合、エコノミークラスの往復一名で33万円前後です。
※6/中頃に検索した際は36.5万円でしたので、旅行を計画の際はこまめに検索して確認するのをオススメします。
直行便でない航空券であれば、①ドーハ経由のカタール航空:約24万円や②イスタンブール経由のトルコ航空:約25万円などもあります。
乗り継ぎ便の場合はその分移動時間がかかるため、時間を取るか?、それともお金を取るか?という選択が増えますね。
なかなか長期の休みが取れないことを考えると、時間を取る選択肢になるのでしょうか。

宿泊費(ホテル代)

スイスは物価が高い国であることと、グリンデルワルトやツェルマットなどの観光地は非常に人気のエリアになるため、宿泊費も高くなります。
個人手配で算出した宿泊費は、私が2025年に実際にHISツアーで宿泊したホテルについて、同じ時期に個人手配した場合の費用を算出しました。
※グリンデルワルトのみ、実際に私が宿泊したホテルの価格が確認できなかったため、同等クラスのホテルを参考として記載しています。
ツアークラスのホテルに個人手配した場合は、下の表の通り1人あたり18万円程度と考えておくと良いでしょう。
私が宿泊したホテルはどれも素敵なホテルで、朝食もしっかり食べれたのでとても満足しました。
もちろん、もっと質素なホテルで構わない、ホステルでも良い、と言う場合は個人手配が良いかもしれませんが、ツアーに参加すればホテル選びに失敗する可能性は非常に低いと思います。

日付エリアホテル名参考価格
9/27グリンデルワルトホテルアルペンホフ64,671円(2名1室)
9/28ローザンヌモーベンピック ローザンヌ ホテル70,148円(2名1室)
9/29ツェルマット3100 クルムホテル ゴルナーグラート146,848円(2名1室)
9/30ツェルマットホテルエリート39,297円(2名1室)
10/1ルツェルンゼーホテル カスタニエンバウム53,000円(2名1室)
合計373,964円(2名1室)
※186,982円(1名当たり)

なお、ここで言っておきたいことが一つあり、ツェルマットの山岳ホテル「3100 クルムホテル ゴルナーグラート」についてです。
HISツアーのアルプス3大名峰 秋の絶景スイス7日間【山岳ホテル宿泊プラン】では、ツェルマットの初日に「3100 クルムホテル ゴルナーグラート」に宿泊しますが、同ツアーではもう一つ「アルプス3大名峰 秋の絶景スイス7日間【ツェルマット2連泊プラン】」というプランもあります。
前者と後者の違いは、前者は「ツェルマットの初日に山岳ホテルに宿泊し、2日目はツェルマット市内のホテルに宿泊する」、後者は「ツェルマット市内のホテルに2連泊する」という違いになります。
HISのツアー代金の差額としては、1名当たり2万円。
ですが、上記の表に記載している通り、山岳ホテルはツェルマット市内のホテルよりも1名当たり5万円以上も高額です。
しかも山岳ホテルに宿泊すると、ホテルレストランのコースディナーが付いていたり、マッターホルンの夕焼けや朝焼けがすぐに見れる絶好のロケーションがあるため、山岳ホテルプランの方が絶対にオススメです!
※かく言う私は、その内容に気付いておらず、価格差だけを見てツェルマット2連泊プランに申し込み、非常に後悔しました・・・

移動・交通費

個人でスイス旅行へ行く場合の移動手段としては、1つ目の手段は鉄道になると思います。
スイストラベルパスというスイス国内のほぼすべての公共交通機関が乗り放題になる、外国人観光客専用の定額マルチパスがあります。
物価や鉄道運賃が高いスイスを個人旅行する際の「必須アイテム」と言えます。
ツェルマットのゴルナーグラート展望台へ行く際のゴルナーグラート鉄道や、グリンデルワルトのユングフラウヨッホに行く際のユングフラウ鉄道は、別途料金が発生しますが、スイストラベルパスを持っていれば25〜50%割引が適用されること、またミュージアムなどが無料で入場できる特典などもあるため、個人でスイス旅行する際にはスイストラベルパスについての確認はマストです!

内容費用
スイストラベルパス
(6日間2等)
・スイス国鉄や主要私鉄の鉄道、市バス/路面電車、湖船がすべて無料
・登山鉄道やロープウェイが25%〜50%OFF
・500カ所以上のミュージアムが無料
399CHF
(約80,000円)
ゴルナーグラート鉄道※スイストラベルパスを提示することで50%OFF(半額)夏季(5−10月):
132CHF(約26,000円)
→半額で66CHF(約13,000円)
冬季(11−4月):
96CHF(約19,000円)
→半額で48CHF(約9,500円)
ユングフラウ鉄道グリンデルワルトまたはヴェンゲン発、ユングフラウヨッホまでの往復料金
※スイストラベルパスを提示することで25%OFF
夏季(5−10月):
239.2CHF(約48,000円)
→割引で177.2CHF(約35,000円)
冬季(11−4月):
201.2CHF(約40,000円)
→148.6CHF(約30,000円)
合計夏季(5−10月):約128,000円
冬季(11−4月):約119,500円

ちなみに、もう一つの選択肢としてレンタカーもあります。
レンタカー自体は安く、6日間で3万円ほどで借りれそうです。
但し、スイスの物価は非常に高く、レンタカーの場合はガソリン代が高い(約330円/ℓ)ことを考慮しておきましょう。
走行距離が約1,000km、燃費15〜20km/ℓと仮定すると、ガソリン代は2万円前後になります。
時間と体力に余裕があり、とにかく出費を抑えたいという方はレンタカーという選択肢もありですね。
※レンタカーの場合は国際免許の準備も忘れずに。

食事代

スイスは物価が高いため、毎食レストランに入ると予算がかさみがちです。
レストランでの食費は1食あたり5,000円/人以上かかると思っておいてください。
食費にそんなにかけられない!そんな時は、地元のスーパー「Migros(ミグロ)」や「Coop(コープ)」を活用しましょう!
店内のデリコーナーには、美味しいサンドイッチやローストチキン、サラダが並んでおり、これらをテイクアウトして観光地や公園でピクニック気分で味わうのも、スイスらしくて素敵な過ごし方です。
ちなみに、スイスを訪れたら絶対に外せない、おすすめの伝統料理を3つご紹介しておきます。

①チーズフォンデュ
 本場のフォンデュはワインの香りが強く、大人の味わい。アルコールが苦手な方はアルコール無しのフォンデュを注文できるお店もあるので確認してみてください。なお、本場はだいぶ塩気が強いので、サラダなどさっぱりした食べ物と一緒に食べることをオススメします。

チーズフォンデュ
チーズフォンデュ

②ラクレット
 チーズ好きなら「ラクレット」も外せません。大きなチーズの断面を直火で温め、とろりと溶けた部分をナイフで削ぎ落として、茹でたジャガイモやピクルスに絡めて食べるシンプルな料理です。

ラクレット
ラクレット

③レシュティ
 細切りにしたジャガイモを、フライパンでパンケーキのようにカリカリに焼き上げたものです。
もともとはドイツ語圏の農家の朝食でしたが、今では全土で愛されています。
目玉焼きやベーコン、ソーセージをトッピングして、ボリューム満点のランチとして楽しむのがおすすめです。

ロシュティ&ソーセージ
ロシュティ&ソーセージ

実際のツアースケジュール

実際のスケジュールについては、HISツアーアルプス3大名峰 秋の絶景スイス7日間【山岳ホテル宿泊プラン】をご参照ください。
なお、私がHISツアーに参加した際の旅行記については下記のリンクをご参照ください。

ツアーに参加するメリット

私がHISツアーに参加して良かったと思う点をいくつか下記します。

①面倒な手配が不要

一番大きなメリットはこれです。
スイス旅行では、
・航空券
・ホテル
・鉄道
・空港からの移動
など、多くの手配が必要になります。
個人旅行の場合はこれらをすべて自分で予約しなければなりません。
しかしツアーなら基本的に全て手配済みなので、旅行前の準備が圧倒的に楽でした。
仕事が忙しい方にとっては大きなメリットだと思います。

私の場合は、

  • いつも一緒に旅行に行く妻(英語ペラペラ)がいないこと
  • 父(76歳)との2人旅行
  • 旅行時期までの時間がなかった
  • 初めてのスイスだった

という理由で、ツアーに参加することにしました。

②移動が楽

次に大きなメリットはこれです。
スイス旅行では、チューリッヒもしくはジュネーヴから入国する場合が多いと思いますが、自由旅行で行くとなると鉄道で各都市を回ることになると思います。
※レンタカーという手段もありますが、運転が大変なのとガソリン代が高い!(日本円で約330〜340円/ℓ)ので選択肢から外れます。
鉄道好きの方であれば、スイストラベルパスを使って移動するのも楽しいと思いますが、そうでない方は毎回「列車の時刻表を確認しながら行動する」必要があるため、ツアーでの移動が大変便利です。
HISツアーアルプス3大名峰 秋の絶景スイス7日間【山岳ホテル宿泊プラン】の場合、バス移動がメインのため、各地での観光が終わったらバスで休憩しながら移動することができます。

スイスの観光地
スイスには観光地がいくつも散らばっています

また、ツアーはバス移動がメインですが、グリンデルワルトやツェルマットなど鉄道での移動が必須のエリアもあります。
人気エリアでは予約時刻も決まっているため、交通状況によって予約時間を変更する必要がある場合もあります。
そんな時でもツアーに参加していれば、添乗員さんが現地で交渉して対応してくれるため安心です!

③観光地情報を教えてくれる

添乗員付きツアーの場合、移動中のバス車内で、次に訪れる目的地の見どころや「ここに注目して見てください」といったポイントを事前に予習させてくれます。
また、現地でのお土産情報やレストランの情報など、経験豊富なガイドさんに聞けば色々と教えてくれるのもツアーに参加するメリットです。
個人旅行の場合だと、そういった情報までは知らない中で観光する場合も多いので、そういう点が良い点だと感じました。

④トラブル時の安心感

旅行に慣れていない人にとっては一番重要なポイントかもしれません。
飛行機の遅延やロストバゲージ、盗難被害、万が一の病気や怪我の際、ツアーに参加していれば、添乗員さんが現地スタッフなどと連携してサポートしてくれます。
私がツアー参加した時も、道路事情により予約した列車やクルーズ船に間に合わなくなった際に添乗員さんが交渉してくれ、列車の予約時間変更や、別のクルーズ船を手配してくれるなど、臨機応変に対応してくれました。

ツアーのデメリット

ここまではツアーのメリットを中心に書いてきましたが、実際にはメリットだけではありません。
私がこれまで自由旅行をしてきた理由としては下記もあるので、こちらについても書いておきます。

① スケジュールの自由度が少ない

時間制限がある: 行きたい観光地に長く滞在したり、気に入ったカフェで長居したりできず、常に集合時間を守る必要があります。
ルート変更不可: 気分や天候に合わせて「今日はホテルでゆっくりする」「予定にない街へ行く」といった突発的な変更ができません。目的の観光スポットの天気が悪くても日程は変えられません。
朝が早い: 限られた日数で多くの観光地を巡るため、毎朝7時〜8時出発などハードなスケジュールになりがちです。

②団体行動のストレス

他人に合わせる: 他の参加者と常に一緒に行動するため、集合時間に遅れる人がいると待ち時間が発生します。
人間関係の気疲れ: 移動バスの座席や食事のテーブルが一緒になるため、社交的なやり取りに疲れてしまうことがあります。
プライベート感の欠如: 常に集団で動くため、恋人や家族だけで静かに旅を楽しみたい人には向きません。

③意外性が少ない

定番ルートのみ: 観光する場所、泊まるホテル、食べるレストランが全て決まっており、パッケージ化された「王道の旅」になります。
現地の人との交流が減る: 添乗員が全て間に入ってくれるため、現地の言葉を使って自分で交渉したり、ローカルなお店に迷い込んだりする冒険感が薄れます。
土産物店への立ち寄り: ツアーの行程に、提携しているお土産店への立ち寄り時間が強制的に組み込まれているケースがあります。

参考まで、ツアーに参加していても、一時的にあるいは完全にツアーから離れることも可能です。
私も、ガイドさんに「離団書」を貰って一時的にツアー行動から離れて後に再合流したこともありますので、ツアーに参加しているけど行程に含まれていな場所にどうしても行きたい場合は「離団」という選択肢もあることを覚えておいてください。

ツアーはこんな人におすすめ

おすすめ

  • 計画、手続きが苦手
  • 英語が話せない
  • 初めての海外旅行
  • 添乗員付きで安心したい(トラブルがあったらと思うと不安)
  • 短期間で名所を回りたい

おすすめしない

  • 自由旅行派(自分で計画するのが好き or 行き当たりばったりの旅行が好き)
  • 撮影旅行(時間を気にせず自由に過ごしたい)
  • 団体行動が苦手

まとめ

私が実際に参加した感想としては、HISツアーアルプス3大名峰 秋の絶景スイス7日間【山岳ホテル宿泊プラン】は非常にオススメ!

という結論でした。

特に手配の手間を減らしながら、マッターホルンをはじめとするスイスの絶景を効率よく楽しみたい方には向いているツアーだと思います。
また、このツアーへの参加をご検討の方には「山岳ホテル宿泊プラン」を強くオススメします。
少しでもこの記事がご参考になれば幸いです。
以上、ありがとうございました。

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